====== Rhinoceros 5のハードウェアについてのガイドライン ====== Robert McNeel & Associatesでは広範囲な、あるいは科学的なハードウェアテストは行っていません。ユーザーの方(直接のサポート、あるいは [[http://v5.rhino3d.com/|フォーラム]])から頂くレポートや社内で購入するハードウェアから、Rhinoと相性の良い機器についての見解をまとめています。 このため、当社としてはRhinoの使用に当たって特定の機種をお勧めすることはなく、**「ベースラインとなる条件あるいはガイドライン」**のみ提供しています。新しいシステムを購入/構築される際は、できるだけ「最新式」のコンピューターを購入されることをお勧めします。 ==== 購入について: ==== * **最速のプロセッサ(CPU)** * **最速のハードドライブ** * **Rhinoの表示機能をサポートするカードの購入** * 通常これはOpenGLの十分なサポートを意味します。またその表示機能でRhinoはより効率的になりますが、カードはビデオメモリが上がればより高額になります。ビデオカードの詳細については [[http://wiki.mcneel.com/rhino/rhino5videocards|こちら]]をご参照ください。 * **大容量のRAMメモリ** * 容量が大きいほど良い結果が得られます。64ビットのRhino 5はこの全てを使うことができます。 * 16GB~32GBのコンピューターを使っているRhinoユーザーは珍しくありません。 * **ソリッドステートドライブ(SSD)** * ドライブアクセスが大幅に向上します。 ハードウェアは新製品が次々と発表されますので、メーカーや販売店に、現時点で入手可能な「最速」がどれか確認しましょう。Rhinoコミュニティの[[http://v5.rhino3d.com/|フォーラム]]でも、何が使えて何か好まれるか尋ねてみましょう。これも常に変化しています。 またコンピューターは使用後も返品可能な所での購入をお勧めします。返品できる期間にRhinocerosとその他のアプリケーションを徹底的に試し、期待通りの動作が見込めない場合は返品すると良いでしょう。 こちらのページもご覧ください: * [[http://wiki.mcneel.com/rhino/troubleshootingdisplayproblems|Video Card Reviews]](ビデオカード情報) * [[http://wiki.mcneel.com/rhino/rhino5videocards|Video Card Recommendation for Rhino 5]](Rhino 5向けのお勧めビデオカード) ==== ビデオカードに関する追加情報 ==== * 一般的にはRhinoの表示機能すべてをサポートするカードを探しますが、パフォーマンスやスピードは極めて主観的で、結果はそれぞれの期待レベルで決定されることがほとんどです。 * GeForce、QuadroともRhinoの動作は大差ないようですので、Quadroを選ぶことについて具体的に根拠のある利点は見受けられません。 * このため経費や予算がポイントになります。通常カードはGeForceの方が大幅に経費を抑えられますが、パワーやパフォーマンスが劣っているわけではないことは間違いないでしょう。 * これは非常に主観的で、実際のメッシュやサイズ、さらにトポロジーに大きく左右されます。購入するビデオカードでRhinoがどれだけ期待通り動くか、事前に知る方法はありません。 * 要するに、ビデオカードにかけたお金がそのまま使い勝手に直結するわけではないということです。 2013年3月21日 * ユーザーからの報告によりますと、GeForce GTX 680 w/4gbは非常にRhinoと相性が良いそうです。GeforceはQuadro よりはるかに安価であることもポイントです。 //**本当に良いハードウェアの購入にこの情報が役立ちますように!**//