======Rhinoとデスクトップ仮想化====== > **製品:**//[[zoo:home|Zoo]]// > **要約:**//Windows版Rhinoのデスクトップ仮想化サーバー上での実行について// =====質問===== 本校ではMicrosoft [[https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/remote/multipoint-services/introducing-multipoint-services|Windows MultiPoint Server]] を使用しています。Rhinoはこのシステムと互換性がありますか? =====回答===== 技術的には、教育ラボラトリ版ライセンスを使用してスタンドアロンノードとしてインストールされている場合、Rhinoは [[https://en.wikipedia.org/wiki/Desktop_virtualization|仮想デスクトップインフラストラクチャ (VDI)]] 環境で実行することができるはずです。単一ユーザーライセンスも機能するはずですが、一度に使用できるのは1人のユーザーのみです。 Rhinoは、LAN Zooライセンスサーバーを使用してライセンスを配布するネットワークノードとしてインストールされている場合も、VDI環境で実行することができるはずです。 とは言え、私共(McNeel)はVDI環境でRhinoを検証したり使用したりはしていないため、この方法でのRhinoの実行を __進んでお勧めすることはできません__ 。 Rhinoは、CPU、メモリ、そしてグラフィックスを多用するアプリケーションです。ご自身が所有されているコンピュータに5、10、20、更に30回もログオンしてそれぞれのログオンセッションでRhinoを実行してみることを想像してみてください。 VDI環境でRhinoを実行することについては、お客様から様々な結果をご報告いただいています。教育の環境ではRhinoのパフォーマンスに問題はないという報告を頂いている反面、Rhinoのパフォーマンスは最も基本的な操作以外十分ではないという報告も頂いています。 明らかに、結果は実装された製品やテクノロジによって違います。 RhinoをVDI環境で実行することを考えておられる場合、ニーズに合うパフォーマンスや信頼性を確実にするためにかなりの検証を行う必要があるでしょう。 検証結果を参考のために弊社の [[tech@mcneel.com|テクニカルサポート]] のスタッフにご報告いただければ幸いです。ご連絡をお待ちしております。