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Zoo 5 - Diagnostics(診断)ユーティリティ

製品: Zoo 5
要約: Rhino 5用Zoo Diagnosticsユーティリティについての説明

Zoo Diagnostics

概要

Zoo DiagnosticsユーティリティはRhino 5のワークステーションで動作します。このユーティリティは以下の便利なツールを提供します。

  1. 数多くの便利なネットワーク診断を提供し、RhinoのワークステーションとZooサーバーとの接続の問題解決をアシストします。
  2. RhinoワークステーションでZooサーバーの名前を表示、編集できるようにします。Zooサーバー名はWindowsレジストリに保存されています。

Zoo Diagnostics

診断

Zoo Diagnosticsユーティリティは以下の便利なネットワークテストを提供します。

1. Ping - Ping (PING)診断ユーティリティは接続、到達の可能性、名前解決のトラブルシューティングに使われるプライマリTCP/IPツールです。Pingはインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)エコー要求メッセージを送信することで、他のTCP/IPコンピューターとのIPレベルでの接続を確認します。対応するエコー応答メッセージの受信はラウンドトリップ時間とともに表示されます。

メモ: pingコマンドに使われるICMPエコー要求はWindowsファイアウォール規定の設定でブロックされます。WindowsでICMPエコーを有効にするにはコントロールパネル → Windowsファイアウォール → 詳細設定 → 受信の規則のアクティブなセキュリティプロファイルで、ファイルとプリンターの共有(エコー要求 - ICMPv4受信)を有効にします。

2. DNSの参照 - DNSの参照(NSLOOKUP)診断ユーティリティは、ドメインネームシステム(DNS)インフラストラクチャの診断に利用できる情報を表示します。

3. Trace Route - Trace Route(TRACERT)診断ユーティリティは、IP TTL(TTL)の値を変化させてインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)エコーパケットを送信することで送信先へのルートを探し出します。パスに沿ったそれぞれのルーターは転送する前にパケットのTTLを少なくとも1減らす必要があるため、TTLは事実上ホップ数です。パケットのTTLが0になると、そのルーターはICMPの時間超過メッセージを送信元のコンピューターに返すはずです。

4. Zoo Port Check - Zoo Port CheckテストはZoo 5サービスがサーバーまたはワークステーションでTCPポート80をリッスンしているかどうかを確認します。

このテストに失敗する場合は、Zooサーバーのサービスが実行されていることを確認してください。これはZooAdmin.exeまたはコントロールパネルのサービスを使って行うことができます。またZooシステムで実行中の全てのファイアウォールでTCPポート80が開かれていること(受信/送信トラフィックとも)を確認してください。

5. Zoo Connectivity - Zoo Connectivityテストは、サーバーまたはワークステーションでZoo 5サービスが実行されていることを確認します。

このテストに失敗し、他のテスト全てに成功した場合は、Zooサーバーのサービスが実行されていることを確認してください。これはZooAdmin.exeまたはコントロールパネルのサービスを使って行うことができます。またZooシステムで実行中の全てのファイアウォールでTCPポート80が開かれていること(受信/送信トラフィックとも)を確認してください。

ダウンロード

ja/zoo/zoo5diagnostics.txt · Last modified: 2020/08/14 (external edit)