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Summary: Rhino 4または3の自動インストール方法について説明しています。また、インストールされる内容および場所についての詳細を載せています。
ここで紹介する手順は、主にActive DirectoryやSMSを使って、組織全体でRhino4.0を展開したいシステム管理者の方向けです。
これらのインストールは、カスタマイズされたRhino4Setup.iniを含むフォルダからMSIを実行することで、自動展開にも使用できます。 INIファイルによるスクリプトを使用したRhino 4.0のインストール をご覧ください。これには Active Directoryや SMS、その他の展開ツールは必要としません。
アプリケーション展開についてはここでは網羅しきれないため、ほとんどの展開特有の手順は省略しています。
Active Directory またはSMSを使った展開にはRhino 4.0 サービスリリース1 (SR1、2007年7月3日)またはそれ以降の完全なインストーラが必要です。それ以前のRhino 4.0 にはインストーラにエラーがあるため、展開の途中で重要なアプリケーションコンポーネントのインストールができません。
お持ちのCD面にSR1、SR2などの表示がない方は、どうぞ brian @ mcneel . comへご連絡の上、最新のCDを入手してください。
メモ: 既にRhino 4.0がインストールされている対象システムでMSIを展開しようとすると、展開に失敗します。これは評価版およびベータ版リリースの以前のインストールを含みます。展開の前にまず既存のリリースをすべてアンインストールする必要があり、これらのコマンドラインはすべてのRhino 4.0バージョンを(SR4を通して)サイレントアンインストールします:
msiexec /x{5C2CBFFD-FC3B-4AA9-993B-CE2B8DA25B87} /qn msiexec /x{D6F64D4F-B539-448E-A5D7-B57EE89193B8} /qn msiexec /x{761EC7CE-E646-4A8C-95DA-A24C6CDACF3F} /qn msiexec /x{D7960C39-E3FD-4B46-8E97-A1E9D128F913} /qn msiexec /x{D57F1897-D0F5-4E5F-99BA-80815B43283A} /qn
1. ネットワーク共有場所へ管理者用インストールを実行します。この例では、場所をS:\Rhino 4.0 SR1と仮定します。例えばお持ちのRhino 4.0 SR1のCDがD:\ ドライブにある場合、次のコマンドラインから管理者用インストールを実行することができます: msiexec.exe /a D:\rhinoceros\rhino4_setup.msi
2. Rhino4Setup.ini ファイルを編集し、同じ管理者用インストールフォルダに保存して.msiファイルの名前と一致するよう名前を変更します。メモ: # 記号の後の文字は、#記号が行の中にあった場合でもすべてインストーラによって無視されます。構成の詳細についてはRhino4Setup.iniの編集 をご覧ください。
3. MS-VC80.msi をダウンロードし、MS-VC80.msi を管理者用インストールフォルダに保存します。
*メモ: このテクニックを使うには、Rhino 4.0 SR1またはそれ以前が対象のコンピュータにインストール済みである必要があります。同時にrh40sr.exeパッチインストーラも必要です。
以下のラインは手動で実行することができますが、バッチファイル(.bat)の一部として実行する方が便利です。
1. Rhino 4.0が対象のコンピュータにインストールされていないことを確認するか、インストールの前にこちらのラインを実行してください:
msiexec /x{5C2CBFFD-FC3B-4AA9-993B-CE2B8DA25B87} /qn msiexec /x{D6F64D4F-B539-448E-A5D7-B57EE89193B8} /qn
2. MS-VC80.msi をダウンロードし、こちらのラインを使って対象にインストールします
msiexec /i"s:\RhinoInstallScripts\ms-vc80.msi /qn
3. (DドライブにあるRhino 4.0 CDからインストールする場合、)次のような内容のラインを実行します:
msiexec.exe /i"d:\Rhinoceros\Rhino4_Setup.msi" AUTOINSTALL=1 FOLDER="C:\Progs\Rhino4" RMA_CDKEY=AAAABBBBCCCCDDDDEEEE INSTALL_EN=1
これらのパラメータ、およびその他考えられるものについての説明はRhino4Setup.iniの編集 をご覧ください。
このINI方式を使用する前に、Rhino 4.0 サービスリリース1 (2007年7月3日)またはそれ以降の完全なMSIインストーラを必ずご用意ください。お持ちのインストーラが.EXEファイルの場合は解凍して.MSIファイルを取り出してください。インストーラがCDにある場合はRhino 4.0 CDのRhinocerosフォルダから、ハードディスクまたは共有ネットワークのディスクにすべてのファイルをコピーします。
1. Rhino4Setup.ini ファイルを編集し、インストール処理を設定するパラメータのコメントを解除します。(ファイル拡張子の前の)INIファイル名をMSIファイルと同じ名前に変更し、両方を同じフォルダに保存します。
メモ: # 記号の後の文字は、#記号が行の中にあった場合でもすべてインストーラによって無視されます。構成の詳細についてはsee Rhino4Setup.iniの編集
2. Rhino 4.0が対象のコンピュータにインストールされていないことを確認するか、インストールの前にこちらのラインを実行してください:
msiexec /x{5C2CBFFD-FC3B-4AA9-993B-CE2B8DA25B87} /qn msiexec /x{D6F64D4F-B539-448E-A5D7-B57EE89193B8} /qn msiexec /x{761EC7CE-E646-4A8C-95DA-A24C6CDACF3F} /qn msiexec /x{D7960C39-E3FD-4B46-8E97-A1E9D128F913} /qn msiexec /x{D57F1897-D0F5-4E5F-99BA-80815B43283A} /qn
3. MS-VC80.msi をダウンロードし、こちらのラインを使って対象にインストールします
msiexec /i"s:\RhinoInstallScripts\ms-vc80.msi /qn
4. MSIファイルを起動すると自動的に同じフォルダにあるINIファイルを見つけてパラメータを読み込み、サイレントにインストーラを実行します。
例:
msiexec.exe /i"F:\RhinoInstaller\Rhino4_SR1_20070808.msi"
いくつかの設定が HKEY_LOCAL_MACHINE レジストリハイブから設定可能です。これらの設定はMSIの外で変更する必要があります。
Note: すべてのレジストリキーは、インストールしたRhinoのビルドと言語によって設定されます。例えば、2007年1月3日のビルドなら、<BUILD_DATE>は2007-01-03になります。英語のインストールなら、<LANG_ID>は1033になります。
すべての設定は次のキーに含まれています:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\McNeel\Rhinoceros\4.0\<BUILD_DATE>\<LANG_ID>\
テンプレートファイルの場所:
レジストリ値 “Default Template Folder” を、ユーザーがテンプレートファイルを選択するフォルダへのフルパスを持つように変更します。
デフォルトのテンプレート
デフォルトのテンプレートファイルへのフルパスがある文字列値 “Default Template File” を追加します。
その他の設定も可能です。その他の構成の設定については上に挙げたレジストリキーをご覧ください。
こちらの説明をご覧ください: http://www.rhino3d.com/script.htm
こちらのウィキページもご覧ください: AutomateRhino3InstallerFromCustomInstaller
メモ:
グループ・ポリシーを使用して展開できるよう、.exeではなく .msiファイルをインストーラとして入手することはできますか?
Penguinなどのサービスリリースをネットワーク全体にインストールしたいのですが。
Rhino 4.0 と Flamingo 2.0についてはインストーラを.MSIに移行中ですが、Rhino 3.0では予定していません。 [パスカル(Pascal Golay)- 2005年11月10日]
Rhinoのインストール時には、ベースになるフォルダを指定することができます。そのフォルダの中で、メインのプログラムファイルはSystemサブフォルダに、そして多くのプラグイン(*.rhpとサポートファイル)はPlug-insサブフォルダにインストールされます。インストールされたそれぞれの言語には、各言語フォルダ(Englishなど)が作成され、その中にHelp、Getting Started、Environment Maps、Scripts、Sample Models、そしてTutorialsサブフォルダが作成されます。
テンプレートとツールバーファイルは …Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\Rhinoceros\3.0 にインストールされます。テンプレートは各言語ごとに異なり、それぞれ独立したフォルダにインストールされます。
レジストリのエントリはHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\McNeel\Rhinoceros\3.0に作成されます。3.0キーの中は2004-04-21のように、Rhinoの日付でサブキーが作成され、その日付のRhinoのエントリが配置されます。
日付のキーの中にあるPlug-insキーには、12D31EFD-D3EE-4BCF-A856-D01320BB19F3のようにサブキーが作成されます。これらのサブキーは、各プラグインに1つ作成されます。これらのキーと中の値によって、Rhino起動時にプラグインが読み込まれます。
日付のキーの中に作成される<locale_ID>(英語の場合は1033)には、ヘルプなどの言語リソースへのパスが含まれています。
いくつかのエントリはHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\McNeel\Rhinoceros\3.0に作成されます。ここにはRhinoのオプションが保存されます。ほとんどはScheme: Defaultサブキーに保存されます。スキームについての詳細はヘルプをご覧ください。HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\McNeel\Rhinoceros\3.0\Global Optionsキーには、すべてのスキームに適用されるいくつかの設定が含まれています。