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Rhino 5 for Mac だけのユーザーインターフェイス機能

多くのコマンドやユーザーインターフェイスが Rhino 5 for Mac だけに搭載されており、ツールパレットボタンのクリックやタイプ以外の方法でもコマンドを呼び出すことができます。


マウス機能

Apple Magic Mouse

Rhinoでマウスの右クリックを使用するには

  • Magic Mouse が1ボタンマウスとして設定されている場合は、クリックする時にControlキーを押せば右クリックと同じ動作になります。
  • キーボードを使わずに右クリックを使えるようにするには、システム環境設定パネルで右クリックを設定します。

Magic Mouse を使った操作

  • Apple Magic Mouse の上面はタッチセンサーになっています。
  • Magic Mouse 機能を有効にするには、Rhinoceros > 環境設定 > マウス > Magic MouseMagic Mouseのジェスチャを使用 にチェックを入れます。
  • デフォルトで、1本指のジェスチャはビューポートのズームイン/ズームアウトになっています。ズームするにはマウスの上で指をドラッグさせます。
  • この動作をズームの代わりにパンまたは回転にしたい場合は、1本の指でスクロールしてビューをパンや回転 をご覧ください。

マルチボタンマウス

コマンドの実行に別のボタンを設定するには、Rhinoceros > 環境設定 > マウス > ボタン でマウスボタンに指定したいコマンドを入力します。


トラックパッド機能

トラックパッドでは2本指でビューポートの表示をパン/回転することができます。

トラックパッド上を3本または4本の指でスワイプするジェスチャにコマンドを割り当てることもできます。私達のテストでは4本指での左右スワイプは当てにならないことがあり、上下はうまくいった試しがありません。4本指のジェスチャを試される場合は Mac OS X にも同じように割り当てていることに留意し、システム環境設定で OS X の設定を無効にする必要があるでしょう。


スクリーンエッジ

マウスカーソルでコンピューター画面の端をタッチしてコマンドを実行することもできます。

Rhinoceros > 環境設定 > マウス > スクリーンエッジで、スクリーンエッジをタッチした時に実行したいコマンドを入力して設定します。


他のコマンド

マウスジェスチャ、トラックパッドジェスチャ、マウスボタンで使えるよう、Rhino for Mac には以下のコマンドが追加されました。

_-Layer _Visible=_Toggle _Enter: レイヤパネルのオンとオフとトグルします。

ToggleObjectPropertiesPanel: プロパティパネルをオン/オフにします。これは特にスクリーンエッジのコマンドとして便利です。例: Rhinoceros > 環境設定 > マウススクリーンエッジタブ)の右端編集ボックスで、ToggleObjectPropertiesPanel とタイプします。画面の右端をタッチするとオブジェクトのプロパティパネルをオン/オフになります。

ToggleLeftSidebar: 左のサイドバーを表示/非表示にします。

ToggleRightSidebar: 右のサイドバーを表示/非表示にします。

ShowToolPalette: コマンドオプションは: ToolPalette={ツールパレットの名前}、UnderCursor={はい、いいえ}、AsMenu={はい、いいえ} です。_ShowToolPalette _ToolPalette=Popup UnderCursor=Yes AsMenu=No _Enter コマンドはマウスカーソルの下のポップアップツールパレットをアクティブにします。

ToggleOsnapPanel: OSnapパネルをオン/オフにします。

ToggleOsnapPanelUnderCursor: OSnapの設定が変更しやすくなるようカーソルの下のOSnapsパネルをポップアップし、パネルからカーソルを外すと消えます。ボタンが3つ以上あるマウスをお使いでしたらボタンの1つに、あるいはトラックパッドのスワイプジェスチャに割り当てると良いでしょう。

ToggleActiveToolPalettes: アクティブなツールパレットは全て表示されています。このコマンドはそれらのツールパレットをオン/オフにすることができます。

Rhinoceros > 環境設定 > ツールパレットコマンド開始時にツールパレットを非表示 オプションで、ツールパレットを非表示にしたままにできます。この設定とToggleActiveToolPalettesコマンドの併用で、必要な時だけツールボタンのパレットを表示することができます。


小さめのノート型でモデリングするためのヒント

13インチのノート型でも上記の設定と組み合わせ、ビルトインのトラックパッドだけを使って快適にモデリングすることができますが、以下のヒントも参考になるでしょう:

  • 3本指のジェスチャを使う可能性のあるMission ControlApp Exposé、その他の設定を4本指に変更するか無効にします。
  • Mission ControlでRhinoを専用のデスクトップに置くと他のアプリケーションに 重なりません。4本指の左右スワイプを使ってRhinoと他のアプリケーションを切り替えることができます。
  • 右上のコーナーにある緑のボタンをクリックすると、モデリングウィンドウを最大化することができます。
  • よく使うツールボタンのどのパレットを開く場合: ウィンドウ > アクティブツールパレット でRhinoのどのツールパレットにも簡単にアクセスできます。

システム環境設定 > トラックパッド > その他のジェスチャ

  • 3本指のジェスチャはRhinoのために確保しておきたいので、フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ4本指で左右にスワイプ に設定します。

Rhinoceros > 環境設定 > トラックパッド

  • ビューのパンや回転に2本の指を使う をオンにします。
    これで2本の指を使うとPerspectiveビューが回転します。
    Shift + 2本指 でPerspectiveのパンになります。
    2本指のピンチはビューをズームします。
  • 3本の指で左にスワイプするには、_-Layer _Visible=_Toggle _Enter と入力します。
  • 3本の指で右にスワイプするには、ToggleObjectPropertiesPanel と入力します。
  • 3本の指で上にスワイプするには、ToggleOsnapPanelUnderCursor と入力します。
    これで3種類の3本指スワイプのジェスチャがパネルを上に移動し、同じスワイプジェスチャを再度行うことでパネルを消してくれます。

Rhinoceros > 環境設定 > ツールパレット

  • コマンド開始時にツールパレットを非表示 オプションにチェックを入れます。

Rhinoceros > 環境設定 > マウス > スクリーンエッジ

  • 左スクリーンエッジには ToggleActiveToolPalettes と入力します。
    左のスクリーンエッジをカーソルでタッチすると全てのツールパレットをオン/オフにすることができます。
    ツールパレットボタンの1つをクリックするとコマンドが開始され、全てのツールパレットが自動的に見えなくなります。
ja/rhino/mac/uniqueui.txt · Last modified: 2020/08/14 (external edit)