製品: Zoo
要約: IPアドレス変更に伴う問題の解決
ネットワーク上のシステムのIPアドレスとサブネットマスクを変更せざるを得ない状況があったのですが、この作業を行ってからRhinoのワークステーションがZooサーバーからライセンスを取得できなくなりました。
Zooのログファイルをチェックしたところ、Rhinoのクライアント要求はZooに届いていますが、RhinoはZooの返事を受け取っていません。
今回の作業がなぜソフトウェアに影響するのかよく分かりません。少しでも手がかりがあれば助かります。
IPアドレスとサブネットマスクを変更しただけだとすれば、この問題は恐らくNetBIOS名前解決に関係があるでしょう。RhinoとZooはNetBIOSメールスロット経由で通信しているため、NetBIOS名前解決はRhinoのワークステーション、Zooのどちらからも動作するはずです。pingの疎通確認は、PingがNetBIOSを使用しないことから重要ではありません。NetBIOS名前解決をテストするにはnbtstatユーティリティーが良いツールです。
メモ - 相談者からは後日、WINSサーバーに廃棄済みにも清掃済みにもなっていない古いエントリがいくつかあることが報告されました。これらのエントリを削除した後はRhinoワークステーション、Zooサーバーの双方からnbtstat –Rを実行することができ、Rhinoは再びZooからライセンスを取得できるようになりました。